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ISSAKUDIARY

名古屋市を中心に活動するヴァイオリン奏者、松本一策です。当ブログでは演奏会やプライベートのほか、趣味のマイクづくりに関すること、PA、htmlやcssなどパソコンのことなど、幅広く掲載しています。

音楽の収益、時給のあるべき額


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音楽の収益、時給のあるべき額


色んな所で演奏するたびに

「本当に音楽で食べてるの?たいへんねぇ」

と言うお声をたくさんいただきます。
「名フィル」と言う名で親しまれている某オケなど、
バックアップのしっかりしたオーケストラなどは除き、基本はフリーター。

芸能人と同じ


と言う意味では響きはいいかもしれませんが。
好きなことをして稼ぐというのは困難なことだと思います。

さて、最近は日本人の平均年収が400万円ですね。
ちなみに年収というのは実質、税金などが引かれる前の収入になります。
ざっくりですが年収400万円の手取りは280万~300万となります。


なので、一般的な暮らし男するにはくらいは稼がないと「ダメ!」
ってことになります。結婚する時だって
相手のご両親の了承を得るにはって
男性諸君は考えるはずです。


フリーは給料制ではないので、
まあ、時給として考えると・・・・・・

ああ、あと実際の演奏時間(本番)は1日2時間が限度でしょう・・・

①完全週休1日制⇒約300日労働
②1日2時間労働(準備にかなり追われますので参考外)

一日の収入が
4,000,000÷300=13333.3333
これを2(時間)で割ると
6666円


つまり、本番1時間当たり6666円の稼ぎ
でいいわけですね。

時 給 6 6 6 6 円


何とも贅沢な、とお思いがちでしょうが。
この本番に向けて、いったいどれだけの労を重ねなければいけないか・・・
特にクラシックはすごく大変です。

本番の種類によっては1か月間ひたすら練習するときもあるのです。

一つ、大事なデータを入力し忘れました。


本番は年間100回にも満たないということ。


本当でしたら、本番の種類に応じた拘束時間や準備期間を考慮に入れて
謝礼を算出しなければいけません。


音楽は、たいへんだ。


だから、演奏を依頼する人に向けて言いたいのは

「安ければ安いほどいい」


なんて決して考えないでください。
高いお金を払ってでも来てほしい、
すてきな演奏家を見つけるべきかなって思います。

企業イベントだってそうですね。
安く雇うのはいいけど、自分の会社のPR事業にへたっくそが来てたら
体裁を作るどころか、マイナスイメージですからね・・・

まあ、「演奏する姿」っていう価値もありますから何とも言えないけど。


安物買いの銭失い。

音楽もそうだと思います。

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