なかなか激動の年でした。
①自主企画のPA付きライブ
至らぬ点もあったけど、いろいろ経験にもなったし前にも後にもいろんな意見をいただき勉強させていただいた。ニュートンズの新しい出発として引き金の企画だ。このせいで(おかげで)2015年末から今年の前半はアレンジとかそういう作業しか思い出に残ってねえ。
②CDレコーディング
まあこれに至ってはほんと、大変だったなあ。1~6くらいは知らん事ばかり。エンジニアさんには本当に苦労をおかけしてしまった。僕もメンバーにきちんと説明していなかったのでレコーディングの在り方について四苦八苦でした。おかげで出来上がったものはわが子のようなもので、1枚売れるたびに嬉しいですが、あの苦労はなんだのか、また第2子を作ろうなんて考えも生まれています。ファンの方からはすごい期待もいただいてることですし。ありがたいことです。
この①②のおかげでイラストレーターというソフトを使う技術を新しく得たのも大きい。
③髙橋早紀子とのクラシックコンサート
クラシック奏者としてもやっぱり確立していきたいのでツィゴイネルワイゼンとか序奏とロンドカプリチオーソとかの定番は抑えようと考え彼女と組んで何度か演奏しました。結局マニアックなものもやってますが。僕より彼女のほうがクラシック奏者としての経験や知識、技術があるので何かと助けてもらいました。次はまだ企画していないですが、ひょいっと組んで来年もやるかもしれません。
④コンサートマスター
何の因果か、ありがたいことに古巣の
セントラル愛知交響楽団、
名古屋室内管弦楽団さん、
愛知室内オーケストラさんでコンサートマスターを務める機会をいただきました。依頼元はいずれもプロオケ。何年か前だったら
ド緊張してたかと思いますが、それがなかったのは僕が年を取ったからなのかなぁ、、、なんて考えたりしました。でもそうですね。卒業時は20台だけど、もう今は36歳。年下の同業者もだいぶ増えてきました。彼らの前でもしっかりと演奏して頼りがいのある先輩を演じねば・・・仕事の中には自らアレンジなどもして企画に食い込んで仕事するものもあり記憶に残る仕事ばかりでした。
来年はどうなるかわからないけど、またご縁があったらご一緒したいですね。
あ、愛想つかされていたらど~しよ~⑤出会い
東京でバリバリ活躍中のタンゴピアニストの丸野さんやフランスと日本をまたいで大活躍中の留学中の金沢さん、その世界で知らない人はいないジャズ・シャンソンピアニストの伊藤昌司さんなど、そうそうたる方とライブをしました。演奏するたびに僕の能力がまだまだ発展途上ということを思い知らされる一方で、刺激的な演奏をいただきました。これだから音楽をやめられないっていう感じですねww。
ほかにもいっぱいありましたが特に大事件はこのくらいかな・・・
あっもう一つ大事件あった。
⑥故障
夏、新しく仕入れたパソコンがおかしくなりました。ひどいもので、25分くらいの大曲オーケストラをアレンジしていて、あと10小節・・・みたいなところで吹っ飛びました。しかも一回目はパソコンがふっとぶのではなくファイルがなくなりました。なので25分の大曲オーケストラアレンジを3回やったってことになります。おそろしや。
コマンドプロンプトなどいろんな普通の人は知らないパソコンの深いことをしることになりました。おかげでウインドウズを立ち上げずにドライブのファイルを転送したりAuto Hot Keyというプログラムを使いiPadでパソコンソフトを操作して作業効率を飛躍的に上げることができました。
何事も痛い目に合わないとわからないことが多いですが
本当に痛かった。
二度とこんな事件はやめてほしい。
⑦趣味の開拓
ひょんなことからDAWソフト、ソフト音源などが手に入り、自分でも作曲して音源を作ったり簡単にレコーディングができる環境が手に入りつつあります。2017年はちょっと穏やかに行きたいですね。
⑧感謝
これはまず、僕たちのコンサートに毎回来てくれるお客さんに対してです。本当にありがとうございます。皆さんの顔がコンサート会場にあると「ホッ」としてしまう自分。いやいや、なれ合いはしてはいけない。ステージは真剣勝負です。でも、助かっています。これは僕だけでなくえ共演者全員が思っていることでしょう。
そしてその共演者に対しての感謝。ことしの僕のわがままっぷりは例年にも増していたかと思います。振り返れば新しいことばかり。自分が「こうだ!」って思ったことを実現しようと躍起になっていていろいろ苦労かけたんじゃないかと思います。みんなの協力(我慢?)のおかげでまた成長して前へ進んだ気がします。ありがとう。
そしてそのコンサートや企画を支えてくださった家族やスタッフの皆さんも同様です。
ありがとうございます!!!!!
ニュートンズの演奏として、最後に12/31年末コンサートと1/1 0時ジルベスターがありますが、このブログを書き込むのは今年は今日が最後。
ありがとうございました!!
また来年も、どうぞよろしくお願いいたします!
松本一策