おわりました!
終わりとはいつか必ず来るもので、あれだけ緊張していても過ぎてしまえば
ただただ残るは虚栄感と虚無感。そしてなかなか回復しない体力です凹。
はずかしい話、薬物投与に頼らざるを得ませんでした。苦肉の策とはまさにこのこと。
ついぞ先日、ポップス系のソリストの伴奏をしていた指揮者がリハーサルも本番もドーピングをしていたところを目撃し、同じものを摂取してみました。
れっどぶる
翼をさずかる(さずける?)
効果は・・・ありました。
いまいちリポビタンAの類との違いが分からなかったですが
学生時代の記憶をたどると栄養ドリンクを飲むと、必要以上にちからが入ってしまい、あまり大事なコンサートの前にはのまないようにしていたのですが、やはり年齢も相応になってきたのか、試してよかったと思いました。
さて本題にもどりますが、名古屋ミッドランドスクエアでのVn&Pfという編成は3年ぶりくらいだったのでどう弾けばいいかとか全然わからりませんでした。
演奏者も男性二人。
華々しさや華麗さとは、無縁です。
ここアトリウムコンサートではいつも華やかな女性奏者が会場を美しく彩って、道行く殿方たちの目と耳を潤しているというのに、わたしたち男二人は誰を癒し、誰の心に響かせればよいのか?
なにが一番苦労したかというと。
『暗譜』
タイスや愛の挨拶を例に出すようなクラシックやポップスのものはもともと覚えてるけれど、そんなもの弾いても、華麗な女性には勝てません。であるならば、メジャーでない曲を自分のアイデンティティとともに披露するほうが個性が出ていいと判断。
しかしマイナーなため、なかなか覚えられないんです。
もともとプロオケで活動しているせいか、多くの数の曲を右から左へと読んでこなす習慣になっているからでしょうか?(左から右か?)
まあ、いいんです。
四の五の言ったってしょうがない。
きっと、おば様たちの一部が掛川氏のファンになってくれる・・・
そしたらコンサートも成功と言っていいんじゃないだろうか(笑)
・・・そう思いを馳せ。
それでも、久しぶりに一生懸命になり、自分にとってはやりごたえがありました。
またあの場所で演奏できる機会を願って。
ピアニスト掛川氏。無茶な曲の伴奏ばかり、ありがとう。
先週はちょっとウィーン岐阜合唱団の合宿へ参加するため飛騨に行っておりました。
一風変わった熱き指導者、平光保氏の指揮によるある宴会の中のコンサートより
ウイスキーやビール、日本酒。
どれもおいしいものをいただき、皆かなり酔いながらも、アイネク全楽章弾きました。
なにをどう弾いたかさっぱり記憶がない(ヘコミ)