名古屋市を中心に活動するヴァイオリン奏者、松本一策です。当ブログでは演奏会やプライベートのほか、趣味のマイクづくりに関すること、PA、htmlやcssなどパソコンのことなど、幅広く掲載しています。
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ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲
ジヴコヴィッチ:マリンバ協奏曲第2番Op.25
ショパン:ピアノ協奏曲第2番へ短調Op.21
そう、今回はコンチェルト尽くし
私たちオーケストラはほとんど目立つところはなく
伴奏です。
しかし伴奏に徹するに非ず
伴奏は伴奏に非ず
伴奏はARTなり
ソロの引き立て役です。
ソロと対等です
この中で僕の好きな曲って何かわかります??
リハーサルで音を出して初めて曲の概要が分かりましたが(おそっ)
じぶこびっちのマリンバ協です。(どんな略の仕方だよ!!)
参考動画
正当な古典、ロマンの流れより
どうやら近代のほうが好き。
演奏意欲も一番高く俄然やる気が出ますが
たいていの奏者からは不思議がられます。
なにが好きかって?
うーん。
わからない。
とりあえず言えるのは
1、映画音楽っぽいところ(子供のころの影響だな)
2、音作りが面白い
3、ベートーベンはこういう色、ブラームスはこういう色・・・っていう、個々の奏者の価値観に左右されにくいところ。(縦がそろえばなんとなくできてしまう。)
4、単に奏法上の問題で、つまらなくないところ。
(ショパン協の伴奏譜はひどい。コード譜書いてあったら楽譜なしでも和声を追って弾けるくらい。)
5、オーケストレーションが研究されていて無駄がない。ちゃんとメリハリがある。
適当に思いつくままに挙げてみました。
5の「メリハリがある」っていうのはかなり大きい理由かもしれない。
ときどき破壊的だったり美しかったり
オーケストラは大きい規模でそれが体現できるという意味で
ロマン派、近代で飛躍的に音楽の幅が広がった気がする。
近代でなければそれがなかったのか?
あるはずなんですけど
18世紀のM氏の曲で不協和音から音楽が始まるだけでタイトルに
「不協和音」と名付けられる有名な曲があるくらい、和音のテンションは単純だった。
昔の曲はたぶんもっと「歴史的」に見てあげないと面白くない気がします。
だからクラシックなんですね。
音楽だけを楽しむのではなく、
より哲学的、知性的に楽しまなければ面白くない。
わからない人は「寝た」っておかしくない。
音の博物館でしょ。
生きた音楽ではなく、生きていた音楽、歴史なんだなあと思ったり。
もちろん、そうでない人もいるし。
僕より極端な人もいるでしょう。
そんなこんなで次は「オーケストラの団員は」のテーマで書いてみよーっと。
1. 無題